お客様の声

フリーウェイは年間の維持費用が非常に手頃。独立したばかりの事務所にとって心強い味方になってくれます。顧問先版の使い勝手も抜群なので、自計化を進める事務所にもお勧めしたいです。

山本宏樹税理士事務所様に、フリーウェイ経理Pro(以下:フリーウェイ)を導入した経緯と、使い心地やご満足いただいている点などを伺いました。

山本宏樹税理士事務所

山本宏樹税理士事務所様について

2023年11月に開業した税理士事務所です。中小企業・小規模企業の法人税を強みとする税理士が、直接対応しています。東京・神奈川エリアのお客様はもちろん、事務所のある相模原や橋本のお客様も大切に、地元に根ざした事務所になっていけたらと思っています。


独立にあたりコストパフォーマンスの良い会計ソフトを求めて

―フリーウェイを導入した経緯について教えてください。

事務所を立ち上げた時、独立前の事務所で利用していた会計ソフトを導入しようと考えていました。しかし、会計ソフトに加えて税務ソフト、ハード類まで全てをそのメーカーで揃えるには、初期費用があまりにも高額で、独立したばかりの私にはコスト面が大きなネックとなりました。そこで、もう少しコストを抑えられる会計ソフトを探すことにしました。

会計ソフト探しでは、コスト面に加え、税務ソフト「達人シリーズ」と連携ができること、データをクラウドに保管できることを重視しました。最近ではクラウド型が主流になりつつありますし、クラウドなら手間をかけずにデータを確実に保管できるからです。

上記3点を満たす会計ソフトを数社検討したのですが、勘定科目を一つずつプルダウンで選ぶ必要があるものや、クラウド型ゆえにインターネットの環境によって入力データの処理速度が左右されてしまうものなど、正直使いづらいと感じるものもありました。企業が自社の会計を管理するために使うぶんには問題ないと思いますが、会計事務所向けではないと判断しました。

そして、最終的に候補に残ったのがフリーウェイです。コスト面と達人シリーズとの連携ができる点に加え、ソフトはインストールし、データはクラウド上に保存するというハイブリッドさゆえ、インターネット環境に左右されず安定したスピードで扱える点が、当初の条件にマッチしました。

導入前には、フリーウェイの担当者とオンラインで打ち合わせをし、実際の画面を見ながら使い心地を試す機会もありました。勘定科目コードを打つだけで仕訳がスムーズにできたので、これまで使っていた会計ソフトと遜色なく使いこなせるだろうと思ったのも、決め手となりました。

山本宏樹税理士事務所

他社会計ソフトの勘定科目コードをフリーウェイでも活用

ーフリーウェイを導入されてまだ数ヶ月かと思いますが、使い心地はいかがですか?

導入後に、担当の方から基本的な使い方を教えていただけたので、問題なくスムーズに使えています。

非常に便利だったのが、勘定科目のコードをこれまで使っていた会計ソフトのコードに合わせられたことです。勘定科目のコードは会計ソフトによって異なります。会計ソフトごとに異なるコードを覚えて使い分けるのは非常に大変なんです。

フリーウェイは、コードデータを持っている他社の会計ソフトであれば、勘定科目コードを読み込んで設定することができます。慣れ親しんだコードをそのままフリーウェイでも使えているので、新しいコードを覚え直す必要もなく、大変助かっています。


ーフリーウェイのデータ入力や処理の速度はいかがでしょうか?

自計化を進めているため最近は記帳代行をする機会が少ないのですが、お客様が入力されているのを見ている限り、他の会計ソフトよりも遅いと思うことはありません。

フリーウェイは完全なクラウド型ではなく、ソフトをパソコンにインストールして更新や変更操作など必要な時だけネット接続を行っているので、常にネット接続で動かすクラウドソフトとは違っていつでもサクサク動くのが良いですよね。


ー独立してまもない事務所の場合、会計ソフトのコストを気にされる方も多いかと思います。フリーウェイのコストに関してはどのように感じていらっしゃいますか?

フリーウェイのコストには大変満足しています。もちろん初期費用は必要ですが、その後かかるのは使うID分の月額利用料のみです。年間の維持費用は非常に手頃だと感じています。

独立してしばらくは経済的にも不安定な時期です。新規立ち上げの事務所にとってフリーウェイの価格は心強いですね。

月額利用料のみで使える顧問先版。お客様へ導入の提案をしやすい

フリーウェイには顧問先版の会計ソフトもありますが、こちらもご利用されていますね。

自計化を進めるためには、当然ながらお客様ご自身で会計ソフトを導入いただく必要があります。会計ソフトの費用が高い場合、お客様が躊躇されることがありますが、フリーウェイの顧問先版は初期費用もかからず、手頃な月額利用料のみで利用できます。

お客様の導入コストを抑えられるという点で、新規のお客様にはコストパフォーマンスの高いフリーウェイの顧問先版をご案内しています。


ー顧問先版は自計化の推進にも役立っているのですね。お客様にはどのように顧問先版の使い方をご指導されているのでしょうか?

導入初期は、一度お客様の資料を全てお預かりして、1〜2ヶ月間ほど私の方で入力を行います。その間に、お客様の会計でよく出てくる科目コードを登録しつつ、入力方法や科目コードを記載したオリジナルマニュアルを作成します。マニュアルが完成しましたら、お客様のところに出向いて、元帳を見ながら数回指導を行い、その後はお客様ご自身での入力をお願いしています。


ー顧問先板を導入して自計化を進めることで、どのようなメリットを感じていますか?

税理士が記帳から代行するのは簡単ですが、いただいたデータが経費扱いなのかどうかなど、判断しかねる場合もあります。何にお金を使ったか、一番わかっているのはお客様ご自身ですので、お客様ご自身が収支データを管理することで、会社のお金の流れを正しく理解しやすくなり、的確な経営判断ができるようになるのが一番のメリットではないでしょうか。

税務ソフトや事務所の方向性によって選ぶべき会計ソフトは変わる

―最後に、これから会計事務所を立ち上げる方や、会計ソフトの切り替えを検討している事務所に向けて、会計ソフトを選ぶ上でのアドバイスをお願いします。

事務所をどのような方針で運営していきたいのかを軸に選ぶとよいのではないでしょうか。

例えば、記帳代行を積極的に引き受けていくのであれば、入力や処理の速度が早く、銀行やクレジットカードのデータを自動で仕訳できる会計ソフトが適していると思います。お客様の自計化を進めたい場合は、顧問先用ソフトの使いやすさやコストを重視したいです。

事務所の規模によっても、向いている会計ソフトは変わってくると思います。規模の小さい事務所は、コスト的にも複数の会計ソフトを導入するのは難しいです。その場合、変換システムがあれば、会計ソフトを複数導入することなく、お客様の幅広いニーズに応えることができると思います。私はまだ開業したばかりなので使っていないのですが、フリーウェイはオプションで変換システムを入れることで、他社の入力データを簡単に変換できたり、さらには他社の会計ソフトに入力データを戻せたりできる機能もあると聞いています。

また、事務所を立ち上げる際、多くの方が税務ソフトの選定をはじめに行うと思います。税務シリーズとの連動性も、会計ソフト選びでは重視したいですね。もし税務ソフトで達人シリーズを利用する場合は、フリーウェイが適していると思います。

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※山本宏樹税理士事務所様のホームページ

※ 取材日時 2023年12月