お客様の声

重視したのは「税務申告ソフト達人シリーズとの連携」「コスト」「入力速度」。フリーウェイに乗り換えた結果、大幅なコスト削減と日々の業務の快適さに繋がりました。

奥山寛樹税理士事務所様に、フリーウェイ経理Pro(以下:フリーウェイ)を導入した経緯と、使い心地やご満足いただいている点などを伺いました。
奥山寛樹税理士事務所様

奥山寛樹税理士事務所様について

昭和55年に開業した神奈川県横須賀市にある税理士事務所です。会計業務や申告業務はもちろん、長年培ってきたマーケティングの知識を活かして、経営状況の解析から売り上げ予測まで、企業様の経営を一気通貫でサポートしています。


更新を機に、よりコストパフォーマンスの高い会計ソフトを検討

―現在の、フリーウェイのご活用状況を教えてください。

開業当初から長年、会計と税務が一緒になっている他社のソフトを使っていましたが、ソフトの更新に合わせて、2022年2月にフリーウェイに切り替えました。現在は、顧問先の決算の約9割をフリーウェイで対応しています。

―以前の会計ソフトからの切り替えを検討された理由を教えてください。

以前利用していた会計ソフトは5年毎に更新があり、その都度サーバーやライセンスを契約し直す必要がありました。更新の時期が迫ってきたので費用を確認したのですが、ざっと見積っても1,000万円ほどかかることがわかったのです。導入した時よりも従業員の人数が増えていることで費用が膨らんでいるとはいえ、かなりの高額に困惑してしまいました。

今後また従業員の人数が増えるたびに、ID追加の費用も重なっていくのも負担が大きいと思ったため、更新を機に会計ソフトと税務ソフトを他社のソフトに変えることを決めました。

重視したのは「税務ソフトとの連携」「コスト」「入力速度」

―コストを抑えるために会計ソフトの切り替えを検討されたのですね。コスト以外にはどのような点を重視したのでしょうか?

会計ソフトと税務ソフトの両方を探す必要がありましたが、まずは税務ソフト選びから始めました。過去に使ったことのあるNTTデータの「達人シリーズ」を導入することに決めたので、会計ソフトは「達人シリーズと連携できるソフト」「クラウド型ではないもの」を中心に探すことにしました。

どの会計ソフトが良いのか、当時のデータ通信協同組合の担当者に聞いてみたところ「達人シリーズと連携させるなら絶対にフリーウェイです」と強く勧められ、興味を持ちました。正直なところ、これまでフリーウェイのことは知らなかったのですが、調べてみるとコストが圧倒的に安い。この価格で本当に使えるのかと驚いたほどです。

―当初の課題感であった「コスト」面での衝撃が大きかったのですね。クラウド型を避けて会計ソフトを選んだのはなぜですか?

事務所では短時間で大量の仕訳を入力していきます。システムの処理速度が遅いと、入力したものが画面に反映されるまでにタイムラグが生じたり、入力エラーが発生したり、打ち込む人のストレスも大きく、業務効率が下がってしまいます。

過去にクラウド型の会計ソフトを使っていたこともあるのですが、入力したものを処理するスピードが遅く、従業員からの不満の声が多かったこともあり、クラウド型でないものを選ぼうと考えていました。

―フリーウェイはクラウド型とインストール型のハイブリットの会計ソフトですが、導入するにあたってご不安はありましたか?

フリーウェイは、パソコンにインストールして使う会計ソフトなので、入力スピードも全く問題ありません。データはクラウド上に保存されるため、紛失のリスクもなく安心です。クラウド型の良い点のみが活かされているのが魅力的です。

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追加料金なしでインボイスにも対応。コストが3分の1に削減

―長年使われていた会計ソフトからフリーウェイに切り替えていただきましたが、データ移行はスムーズに行えましたか?

当初思っていたよりもスムーズに移行できました。これまでの経験上、他社への切り替えを防ぐために、どの会計ソフトもコンバートしにくい仕組みになっていることが多いと感じていました。

しかしフリーウェイは、他社との会計データの変換が「双方向」に簡単にできます。例えば、フリーウェイ上で仕訳を入力・訂正など行った後に、お客様のメーカーに合わせて他社のソフトにデータを戻して納品する、といったことができるのです。

これまではデータを戻すことができても、その作業に時間と労力がかかったり、エラーがたくさん出てしまったり、とにかく大変でした。こんなにスムーズにデータの行き来ができるのは、初めての経験でした。

―データ移行時の負担が少なかったのですね。フリーウェイに切り替えていただいてから約2年が経過しましたが、他にも「移行して良かった」と感じている点はありますか?

第一に、大幅なコスト削減が叶いました。会計ソフトと税務ソフトを合わせても、以前の3分の1の料金で使うことができています。

これまでは入力から税務申請まで一貫して行えるソフトを使っていたので、会計ソフトと税務ソフトが異なることに多少の不安があったのですが、連携も問題なく、安心して使えています。

また、入力速度や画面の切り替えスピードもこれまで使っていた会計ソフトの中で最も早いです。マウスを使わずに、キーボードで該当の番号を押すだけでメニューが起動されるので使い勝手には満足しています。

さらに、財務システム内で消費税の試算表までを作成できる点も気に入っています。フリーウェイは消費税関係の機能が使いやすいですし、インボイス制度に伴うシステム改修の対応も思っていた以上に良かったです。特に、少額特例を自動判定してくれる機能は重宝しています。他社だとインボイスへのシステム対応に追加料金がかかることがあると聞きますが、フリーウェイは追加費用なく大きなシステム改修にも対応してくれています。

長年他社のソフトを使っていたので、慣れるまでは使いにくさを感じることもありました。しかし、フリーウェイはカスタマーセンターへの問い合わせ電話も繋がりやすいですし、便利なリモートサポートもあります。困った時には月額利用料金の中で何度でも何分でも活用できるカスタマーサービスを活用することで、すぐに解決できました。今では、私を含めた全従業員が問題なくフリーウェイを使いこなしていますよ。

顧問先版の操作画面が事務所用と一緒なので、お客様へ適切なサポートができる

―フリーウェイでは顧問先でご利用いただける顧問先版をご用意しています。奥山会計事務所様ではどの位のお客様が顧問先版を導入されていますか?

弊所は基本的に記帳代行からお任せいただくことが多いので、会計ソフトの導入を必要とされない方も多いですが、現在は5社ほどフリーウェイの顧問先版を導入しています。また、これから会計ソフトの導入を希望される方には、フリーウェイの顧問先版をご案内するようにしています。

―顧問先版の使い勝手はいかがでしょうか?

これまで使っていた他社のソフトは、顧問先版は初心者向けに作られていることが多く、事務所用と全く違う操作画面となっていました。会計の知識があまりないお客様にとっては便利かと思いますが、税理士側からすると、お客様に質問された時に対応できるよう、顧問先版の画面や機能も学んでおく必要があり、非効率だと感じていました。

フリーウェイは、事務所用と顧問先版の画面がほぼ同じ構成となっています。だからと言って顧問先版の操作が難しいということもないため、どのお客様も問題なく利用いただいています。こちらとしても、普段から使い慣れているのでお客様からの質問があってもすぐに答えられますし、画面を共有して入力をサポートできるのも助かっています。

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100%満足できるソフトはないからこそ、何を重視するかを考える

ー最後に、これから会計事務所を立ち上げる方や、会計ソフトの切り替えを検討される事務所に向けて、会計ソフトを選ぶ上でのアドバイスがありましたらお願いします。

100%満足できる会計ソフトにはなかなか出会えないでしょう。そのため、何を重視するのかを決めて選ぶのが良いと思います。

私どもの場合は、税務ソフトとの連携のしやすさやコスト、入力スピードを重視してフリーウェイに切り替えました。これまでの3分の1の価格で基本的な機能は整っているので、「こんな機能があったら良い」と思う点が少しあったとしても、全て納得できます。

近年、会計ソフトも税務ソフトも価格が高騰しているので、新規開業する事務所の中では、ソフトの支払いに苦労される方もいらっしゃると耳にします。だからこそ、コストと機能がちょうど良いバランスのソフトを選ぶことをおすすめします。

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※奥山寛樹税理士事務所様のホームページ

※ 取材日時 2023年12月