お客様の声

コストパフォーマンスが申し分なく、未経験者でもすぐに使いこなせるほどの使い勝手の良さから、20年以上フリーウェイを愛用しています。今のところ、フリーウェイ以外の会計ソフトは考えられないほどです。

税理士法人さくら様に、フリーウェイ経理Pro(以下:フリーウェイ)を導入した経緯と、その効果についてお話を伺いました。

税理士法人さくら様

税理士法人さくら様について

私どもは、昭和46年に名古屋市熱田区で創業した税理士法人です。創業以来、業種を問わず、多くの地元の企業様からご愛顧いただいています。

当事務所で重視していることの1つは、月次決算の精度を高め、経営者の方々に正確な業績把握をしていただくことです。また、お客様のキャッシュの最大化を図るべく、短期的な利益や売上の追求ではなく、キャッシュを増やしつつ、持続的な成長を支援することにも注力しています。


コストパフォーマンスの良さに惹かれフリーウェイを導入

―現在のフリーウェイの活用状況を教えてください。

創業当初は10年ほど別の会計システムを使用していましたが、現在はフリーウェイをメインで活用しています。

別の会計ソフトをご利用中のお客様についても、決算の時期にはフリーウェイのコンバート機能を活用し、会計データを取り込んで処理することもあります。


ー創業当初は別の会計システムをご利用されていたとのことですが、どうして切り替えを検討されたのですか?

30年ほど前に最初の会計ソフトを使い始めましたが、当時は専用機が主流の時代でした。専用機は、端末1台とプリンターを揃えるだけで約4~500万円かかります。それを複数人でも扱えるよう数台購入し、さらに月々の保守料として30万円程度のランニングコストが必要です。

会計ソフトを使うために、かなりのコストがかかっているのを負担に感じていましたが、年月が経つにつれて、少しずつ低コストな会計ソフトも出始めました。そこで、できるだけ安価な会計ソフトはないかと数社の製品を比較検討した結果、フリーウェイを導入することにしました。


ーいくつかの会社の製品を比較した上で、フリーウェイを選んでくださったのですね。

最初に試した会社の製品は、データを事務所内に保存できないなどの気になる点があり、満足いく使い心地ではなかったため短期間で使用を中止しました。

もう一つ試した製品もありましたが、こちらはデータの修正が簡単にできない点が不便でした。入力ミスがあった場合、仕訳を逆仕訳で取り消した上で、正しい仕訳を再入力しなければならないのです。特に消費税コードを間違えた時には、大量の伝票を取り消して、正しいデータを再入力する作業が必要となり、非常に手間がかかりました。この作業は、帳票の見た目を乱雑にするだけでなく、作業効率も大幅に低下させてしまいます。

仕訳を修正することは基本的に行うべきではありませんが、どんなに注意深く入力してもミスをしてしまうことがあります。そういった万が一に備えて、データの修正ができる機能は必要不可欠だと思っています。

フリーウェイはコストパフォーマンスが申し分ないのはもちろん、データがクラウド上に保存されいつでも確認でき、修正したい際も簡単に対応できます。創業当時に使っていた会計システムと作りが似ていたこともあり、フリーウェイに決めました。

税理士法人さくら様

未経験者でもすぐに使いこなせる操作性

ー長年フリーウェイをご利用いただいていますが、使い心地はいかがですか?

使い慣れていることもありますが、他社と比べて入力スピードが早いですし、メニューもわかりやすいです。テキストファイルの取り込みもスムーズですし、アップデートの案内も明確でワンクリックで完了します。

当事務所のメンバーは人物重視で採用されているため、会計ソフトを初めて触るようなスタッフもいます。フリーウェイは経理経験のない人でも、マニュアルを見ずとも短期間で使いこなせるようになりますよ。去年12月に入社した新人は、今では私の知らないショートカットキーまで使いこなしているくらいですからね。


ー他にもご満足いただけている点はありますか?

工事台帳が追加費用なしで使える点は、フリーウェイの大きな魅力の一つです。

建設業界では、工事台帳の管理は非常に重要ですが、同時に手間とコストがかかる作業でもあります。他社の工事管理システムでは、工事台帳機能がオプションとして提供され、別途費用が発生するケースが少なくありません。

しかし、フリーウェイでは工事台帳機能が標準で搭載されており、追加費用なしで利用できます。これにより、ユーザー企業は工事台帳管理に関するコストを大幅に削減できるのです。

補助科目の詳細を設定できる点も、非常に便利です。

私どもは、経費の内訳を明確に把握するために、できる限り補助科目を細かく設定するようにしています。例えば、旅費交通費の場合は高速代や通勤費まで詳細を記録しているんです。補助科目を詳細に設定できるおかげで、入力する際に迷わずに済み、毎月の入力方法のばらつきが減るので、月次や年次の比較がしやすくなります。


ーお客様との面談の際に、フリーウェイの帳票は活用されていますか?

前期比較試算表や月次損益計算書、損益三期比較表を活用しています。これらの帳票を用いることで、お客様の経営状況を俯瞰的に確認し、問題点や改善点を見つけ出すことができるのです。場合によっては補助簿集計表を使うこともあります。

三期連続損益比較表

顧問先版の導入で自社の財務状況を把握することの大切さを伝える

―経営者の方が正確な業績を把握できるようなサポートを大切にされているとのことです。顧問先版の導入も進めているのでしょうか?

私どもの事務所ではお客様自身で財務状況を把握することの大切さを伝え、顧問先版の導入を進めています。

自計化することで、お客様自身で売上や経費の発生状況がリアルタイムで分かります。また、不要な支出がないかの確認もしやすくなるからです。


―お客様にはどのようなタイミングで顧問先版の導入をおすすめしているのですか?

顧問契約を結ぶ時や会計ソフトに関する問い合わせがあった際に提案しています。

他社の会計ソフトを使っている方やExcelで管理している方には比較的提案しやすいですね。開業したての方は、手書きで帳簿を書くところからスタートされる方もいるので、手書き、Excel、フリーウェイと、段階をみてご提案することもあります。


―顧問先版を導入する時にはお客様にどのようなサポートをされていますか?

導入時にアシスタントが作成したオリジナルのマニュアルをお渡ししています。

また、Zoomや電話、チャットツールなどを活用し、お客様からの問い合わせにはスピーディーに対応するようにしています。わからないことがすぐに解決できないと、お客様も使うのが嫌になってしまうと思うので、迅速な対応は事務所全体で心がけています。

会計ソフトは「操作性」と「コスト」が重要

―最後に、これから会計事務所を立ち上げる方や、会計ソフトの切り替えを検討している事務所に向けて、会計ソフトを選ぶ上でのアドバイスをお願いします。

会計ソフトを選ぶ際は、「操作性」と「コスト」の2点を重視することをおすすめします。

操作性は、標準的な月次入力や出納帳入力など、入力方法の選択肢があることが重要です。また、データの処理速度が速いことも、業務効率を高める上で欠かせません。

コストについては、導入費用だけでなく、保守料やオプション費用なども考慮する必要があります。長期的な視点で、費用対効果を検討することが賢明だと言えるでしょう。

私どもは、フリーウェイを長年使用していますが、操作性とコストパフォーマンスの両面で非常に満足しています。今のところ、フリーウェイ以外の会計ソフトは考えられないほどですよ。

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※税理士法人さくら様のホームページ

※取材日時 2024年4月