お客様の声

15年分のお客様の大切なデータを守りつつ、コストを4分の1に抑えられました。クラウド上での自動データ保存や簡単なアップデート対応など、快適な使用感にも満足しています。

田中良幸税理士事務所様に、フリーウェイ経理Pro(以下:フリーウェイ)を導入した経緯と、その効果についてお話を伺いました。

田中良幸税理士事務所様

田中良幸税理士事務所様について

田中良幸税理士事務所は、東京都板橋区にある税理士事務所です。もともと父が1970年に創業した税理士事務所で、私は1983年に登録開業しました。

長年税理士業界で培ってきた知識や経験を、クライアント様に提供することが私の使命であると同時に、後輩税理士の育成や支援にも力を注ぐことが、先輩税理士としての責務だと考えています。そのため、守秘義務は当然守りつつ、オープン主義で情報を提供することをモットーにしています。

また、当事務所では、20年前からオフィスのペーパーレス化を進めてきました。それに伴い、事務所には全てのパソコンにデュアルディスプレイを設置し、業務効率化を図っています。さらに、この経験を活かし、ペーパーレス化によるオフィスの合理化支援も提供しています。


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データの相互互換性がフリーウェイ導入の決め手に

―現在の会計ソフトのご活用状況を教えてください。

お客様に合わせて別の会計ソフトを使用することもありますが、20年以上フリーウェイをメインの会計ソフトとして活用しています。


―フリーウェイを導入した経緯について教えてください。

フリーウェイを導入する前は、別の会計システムを15年ほど活用していました。当時はオフィスコンピューター(オフコン)が主流で、ワークステーション2台とプリンターで1,000万円近くコストがかかるのが当たり前で、会計事務所にとっても負担が大きいものでした。

2000年ころから徐々にWindowsのパソコンが出回り始め、それに伴ってパソコンで使える会計ソフトも増えてきました。パソコンで使える会計ソフトは、専用の機材を購入する必要がないため、コストの負担が小さくなりそうだと思い気になっていました。

同じころ、お客様からも「オフコンではなく、自社のパソコンで使える会計ソフトはないか」と問い合わせが増えてきたこともあり、コストを抑えつつ、お客様のニーズにも応えられる会計ソフトを探し始めました。

そんな折、会計事務所向けの博覧会に参加した時にフリーウェイ(当時の標準財務会計)と出会いました。フリーウェイはパソコンで使える点はもちろん、これまでオフコンに蓄積していたデータをパソコンデータに変換でき、さらにオフコンにデータを戻すこともできると伺いました。

当時使っていた会計システムには15年間にわたる膨大なデータが蓄積されていたので、コスト面の負担を軽くしたいとは思いつつ、切り替え時にデータが紛失しないかなど不安を感じていました。しかし、データの互換性が確保されている安心感があったので、フリーウェイを導入することに決めました。

その後、現在に至るまで、フリーウェイを利用しています。当初は、万が一に備えてオフコンにデータを戻すことも検討していましたが、問題なくスムーズにデータ移行でき、使い勝手も良かったため、結局そのような必要はありませんでした。

田中良幸税理士事務所様

会計ソフトにかけるコストが4分の1に

ー使い慣れた会計ソフトからの移行はスムーズにいきましたか?

フリーウェイは仕様や帳票のレイアウトが切り替え前の会計システムと似ていたので、スタッフもすぐに新しいシステムに適応することができました。

特に、これまで使っていた勘定科目コードをフリーウェイの外部コードとして設定できる機能が非常に便利です。おかげで、新しいコードを一から覚え直す必要がなく、従来のコードをそのまま活用できました。


―20年以上フリーウェイをご利用いただいております。切り替えのメリットやフリーウェイの良い点を教えてください。

フリーウェイに切り替えたことで、大幅なコストダウンを実現できました。フリーウェイは専用の機材を購入する必要がなく、Windowsパソコンさえあれば利用できます。さらにクラウドにデータを保存できるので、データを保管するためのサーバーを用意する必要もないです。以前の会計システムと比べて4分の1の価格で使えています。

また、フリーウェイはデータが自動的にクラウド上に保存されるため、「保存」アイコンをクリックする手間は不要です。うっかり保存し忘れてデータを失うようなリスクもありません。万が一パソコンが故障したり、事務所が災害に見舞われた場合も安心です。

さらに、アップデートの際の利便性も高く評価しています。フリーウェイではソフトウェアを立ち上げた瞬間にアップデートの通知が表示され、スムーズに最新バージョンに更新できます。アップデート作業にかかる手間が最小限に抑えられ、常に最新の状態で快適に利用できる点が魅力ですね。

加えて、顧問先版の導入を進めることで、クライアントとの連携もスムーズになりました。フリーウェイの顧問先版はWindowsパソコンさえあれば簡単にセットアップできるし、価格も手頃。導入のハードルが下がり、提案がしやすくなったと感じています。

顧問先版の導入でお客様との円滑なコミュニケーションを築く

―顧問先版の導入を進めていたただいていると伺いました。お客様に対し、どのようにご提案されているのでしょうか。

現在、約半数のお客様に顧問先版を導入いただいています。

普及している多くの会計ソフトは、毎年数万円のバージョンアップ料が必要なようです。一方で、フリーウェイはそういった追加費用もなく、月額料金のみで利用できます。また、フリーウェイは初期費用も安価で、自社のパソコンにインストールするだけですぐに使い始められます。

特に、規模の小さい会社にとっては、高額な会計ソフトの導入は大きな負担になります。しかし、フリーウェイなら、安価な月額料金で、必要な機能を過不足なく利用できます。

他社のソフトを長年使っているベテランの方には、バージョンアップ料がかからないことや、データの互換性の高さをアピールすることで、スムーズに移行いただけることが多いです。また、会社設立時に新規で会計ソフトをお探しの方には、初期費用の安さと操作性、そして会計事務所との連携による利便性を強調することで、フリーウェイを選んでいただけるケースが増えています。


―顧問先版を導入する際、お客様への指導はどのように行っていますか?

基本的には対面で数回指導することが多いです。たとえわからないことがあっても、クラウドで繋がっているので、同じ画面を見ながらサポートできるので安心です。

田中良幸税理士事務所様

会計ソフトは入力のしやすさが重要

―最後に、これから会計事務所を立ち上げる方や、会計ソフトの切り替えを検討している事務所に向けて、会計ソフトを選ぶ上でのアドバイスをお願いします。

会計ソフト選びは、例えるなら車選びのようなものだと思います。どの車も、「アクセルを踏めば進む」「ブレーキで止まる」「移動手段として乗る」といった基本的な機能や目的は共通です。そのうえで、「乗り心地がよい」「燃費が良い」「デザインが近代的」など、それぞれ重視する点があり、気に入ったものを選ぶでしょう。

会計ソフトも同じで、「税務申告のために会計処理を行う」「数値を入力すると、ソフトが計算し帳票が保存・出力される」という機能や目的は共通しています。そのうえで、ソフトごとに操作性やインターフェース、出力される帳票のレイアウトなどに違いがあるわけです。

目的が共通しているからこそ、会計ソフトは入力の道具として、いかに楽に入力できるかが大切だと考えます。実際に当事務所では、コストと使いやすさを重視しました。

会計ソフトを選ぶ際は、自分の事務所の業務スタイルや規模、予算、スタッフのITスキルなどを考慮し、最適なものを選ぶことをおすすめします。

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※田中良幸税理士事務所様のホームページ

※取材日時 2024年4月