お客様の声

フリーウェイは他の会計ソフトに比べてコストパフォーマンスが高いので、「なるべく安く対応して欲しい」というお客様のニーズにも応えることができています。

大山康範税理士事務所様に、フリーウェイ経理Pro(以下:フリーウェイ)を導入した経緯と、使い心地やご満足いただいている点などを伺いました。
大山康範税理士事務所

大山康範税理士事務所様について

弊所は愛知県安城市を拠点にする、2012年3月に開業した税理士事務所です。地元の愛知県はもちろん、岐阜や三重など近隣エリアからも多くのご依頼を頂いています。 

「全ての人に感動と感謝を届ける」を企業理念として掲げ、「細かな帳票が欲しい」「できるだけ安く依頼したい」など、一人ひとり異なるお客様のニーズを丁寧にヒアリングし、最適な提案をすることを大切にしております。


価格を抑えて対応してほしいお客様のニーズに答えるため、フリーウェイを導入

現在の会計ソフトのご活用状況を教えてください。

お客様のご要望をお伺いし、ニーズに合わせて3つの会計ソフトを使い分けています。

全てのお客様のうちフリーウェイで対応している方は5割弱で、事業規模が小さい企業様や価格にこだわりのあるお客様、記帳代行を希望する方が中心です。


ーお客様に合わせて3つの会計ソフトを使い分けているのですね。フリーウェイ導入のきっかけについてお話を聞かせてください。

フリーウェイを導入したのは、事務所を開業してから5年ほど経った頃です。当初は独立前の事務所で使っていた会計ソフトを中心に利用していました。

使い勝手は満足していたものの、この会計ソフトはコストが高いのがネックでした。「毎月の打ち合わせはいらないから、価格重視で対応して欲しい」「正しい決算書だけできれば、他のことは求めない」と、コスパを求めるお客様の声が多かったのを機に、出来る限りお客様のニーズに応えようと、利用していた会計ソフトよりも価格の安いものを探すことにしました。

価格の安さに加え、重要視したのは従量課金ではないこと。お客様ごとに課金されるタイプだと、その分ご請求金額が高くなってしまうからです。そのため、お客様の数ではなく、会計ソフトを使うID数によって料金が加算される会計ソフトを何社かピックアップしました。

今でこそ、私の周りのある程度規模の大きい税理士事務所ではフリーウェイを使っている方も増えているのですが、当時はあまり口コミがありませんでした。実際に使っている方の声がわからないことに多少の不安はありましたが、フリーウェイの社長に過去にいろいろと相談に乗ってもらったご縁があることや、担当しているお客様にフリーウェイの給与計算ソフトを使っていた方がいたこともあり、フリーウェイを信頼して導入することに決めました。

大山康範税理士事務所様

必須項目は5つだけ。テキストファイル変換機能を活用することで決算書の作成時間が大幅削減。

ーお客様のニーズに答えるために従量課金ではないフリーウェイを導入いただいたのですね。実際にコスト面ではご満足いただけていますか?

フリーウェイは他の会計ソフトに比べて圧倒的に安価だと感じています。

会計ソフトのコストを抑えられるからこそ、2019年10月施行の消費税の軽減税率や2023年10月にインボイス制度が導入された時など、通常なら工数が増えたぶん値上げをするところですが、価格を上げることなく対応でき、お客様にも喜んでいただけています。

また、会計ソフトの原価を抑えることで、従業員の待遇を良くすることにも繋がっています。


ーフリーウェイを使い慣れるまでに不便はありましたか?

フリーウェイは、使い慣れている会計ソフトと同じく、数字で勘定科目を入力するスタイルです。また、設定を調整することで、これまで使っていた勘定科目コードに合わせることができ、新たなコードを覚える必要なく使うことができました。

また、フリーウェイは必要な機能はしっかり揃いつつもシンプルな作りなので、「使いたい機能の場所がわからない」「帳票上の数値がどこからどう飛んでいるかわからない」ということもなく使いこなせています。

どの会計ソフトを使っても、基本的には決算書を作るための入力項目は共通しています。そのため、会計ソフトを切り替えたからといって、そこまで違和感を感じることはないと思います。


ー以前よりも使いやすくなったと感じる点はありますか?

フリーウェイは入力したデータの修正が簡単にできる点が便利です。

これまでメインで使っていた会計ソフトは、一度入力したデータは直すことができませんでした。人の手で作業するものなので、消費税の課税区分が違っていたり、科目の取り扱いが誤っていたり、ケアレスミスが起こることもあります。そのような時、フリーウェイは修正すべき箇所を後からでも簡単に直せるので、スタッフが入力したデータを確認する時に助かっています。

また、画面がシンプルで使いやすいというスタッフからの声も多いです。決算書を作るための機能が過不足なく揃っている。厳選された機能が揃っているからこそ、使い勝手が良いですね。

また複写ができたり、Excelデータを簡単に取り込めたりするので、決算書が完成するまでのスピードが過去に使っていた会計ソフトよりも断然早くなりました。


ーテキストファイル変換をご利用いただき、Excelデータを取り込んでいらっしゃるのですね。どのような情報を取り込むことが多いのでしょうか?

お客様がExcelで独自に作成した収支データや、クレジットカードの利用明細のデータを取り込むことが多いです。お客様が私どもの事務所で取り扱っていない会計ソフトをご利用されている場合は、Excelで提供された会計データをフリーウェイに取り込み、手直しを行うこともあります。

私どもの事務所では、セキュリティの安全性を高めるため、お客様の銀行口座と会計ソフトを繋げるAPI連携は行っていません。そのため、クレジットカードの情報をダウンロードして会計ソフトに簡単に取り込めるテキストファイル変換機能は大変重宝しています。

さらに、フリーウェイは伝票番号と日付、借方科目コード、貸方科目コード、手形期日の5つの必須項目だけを満たしていれば、テキストファイルを簡単に読み込むことができます。他社と比較して、読み込みに必要な項目が少ないため、使いやすさが際立っていますね。

「使いやすさ」「顧問先の要望」によって会計ソフトを選ぶ

―最後に、これから会計事務所を立ち上げる方や、会計ソフトの切り替えを検討している事務所に向けて、会計ソフトを選ぶ上でのアドバイスをお願いします。

選ぶべきポイントは、使いやすさとお客様のニーズにあった機能であることです。

使いやすさについては、最低限の情報で効率的に決算書が完成できる、シンプルで分かりやすい会計ソフトが理想的です。

さらに、お客様のニーズによっても選ぶべき会計ソフトは変わるでしょう。

例えば、記帳代行から希望されるお客様が多い場合は、データ入力のしやすさや、インターネット環境に左右されない処理速度が肝要です。

また、お客様との定期的な打ち合わせが必要な場合は、帳票が充実していることも重要でしょう。逆に、決算の数字が分かれば十分というお客様が多い場合は、経営計画などが作れる機能は必要ない訳です。

最適な価格でサービスを提供するためにも、お客様が求めるニーズに合致した会計ソフトを選ぶことが大切だと思います。

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※大山康範税理士事務所様様のホームページ

※取材日時 2024年1月