税理士法人長尾会計　-　フリーウェイ経理Pro 導入事例

税理士法人長尾会計様について

―現在のフリーウェイのご活用状況を教えてください。

お客様のニーズに合わせて使い分けていますが、基本的にフリーウェイをメインの会計ソフトとして使っています。標準財務会計（：フリーウェイの前身となる会計ソフト）の頃に導入しましたが、もう20年以上使い続けていますね。

ー20年以上もご利用いただいているとのことですが、導入のきっかけは何だったのでしょうか。

もともと他社の会計ソフトを使っていましたが、コスト面での課題感から、会計ソフトを見直すことになったのがきっかけです。

当時の会計ソフトはオフィスコンピュータを使うのが主流でした。パソコン本体からモニター、プリンター、インクまで、すべて規定のハードを購入しなければならないのですが、これを一式揃えるだけで数百万円がかかります。

さらに、毎月7〜8万円の保守料、5年ごとの更新費用など、毎月かなりのコストがかかっているのが課題でした。そのため、出来ればオフィスコンピュータを使わず、汎用性のあるパソコンで使える会計ソフトを利用したい、と考えていました。

会計ソフトの乗り換えを検討するにあたって、これまでの会計データのコンバートが出来るかどうかも気がかりでした。当時はコンバート機能を有する会計ソフトがほとんどなかったのですが、あるとき知人から「専用の機材を買う必要がなく、今までのデータも引き継げる会計ソフトがある」と紹介されたのが、フリーウェイを創業した井上社長でした。

専用の機材を使わずに、パソコンと買い切りのソフト、毎月の利用料金さえ払えば使える会計ソフトは、かなり画期的だったのです。さらに、ライセンスもフリーで、何台かのパソコンに入れても低価格な点も魅力的でした。当初感じていた課題感を丸ごと解決してくれる会計ソフトはこれだと思い、導入を決めました。

ー20年以上フリーウェイをご利用いただいていますが、どのような点に使いやすさを感じていますか？

フリーウェイは税理士向けの会計ソフトなので、使い勝手が非常に良いです。

例えば、トップメニューには本当に必要なものだけが揃っている。そのため、何の機能がどこにあるのかが一目でわかります。また、入力したデータを処理するスピードも申し分ないです。長年使っていますが、他社のソフトに切り替えようと思ったことが一度もないほど気に入っていますよ。

ー標準財務会計からフリーウェイに切り替わる時に、ソフトはインストールして、データはクラウドに保存されるハイブリットな作りになりました。データがクラウドに保存できることで、業務効率化に繋がったと感じることはありますか？

データをクラウドに保存できることで、お客様とのやりとりからデータの保存まで、かなり楽になったと実感しています。

これまではお客様のところへ打ち合わせに行く時は、USBメモリーやハードディスクにデータを入れて持参していました。データを移すのも手間ですが、お客様との話を終えて事務所に帰ってきてから再度事務所のサーバーにデータを同期しなければならず、面倒でした。

しかし、フリーウェイになってからは大変便利です。インターネット環境さえあれば、事務所でも客先でもすぐにデータを確認することができますし、データはクラウド上にバックアップされているので、 保存し忘れることもなく、万が一パソコンが壊れた時も安心です。会計業界の中でも、フリーウェイはクラウドを取り入れるのが早かったのではないでしょうか。

ークラウド会計による経理業務の自動化支援に力をいれている、と公式ホームページにて拝見しました。お客様にはどのように顧問先版の導入をご提案されているのでしょうか。

お客様の会計知識やニーズに合わせて、顧問先版をご提案しています。例えば、簿記に関する知識が少なく、使いこなすのが難しそうなお客様には、お小遣い帳感覚で入力できる現金出納帳機能だけを使用していただくこともあります。

導入いただいた後は、マニュアルをお渡ししたり、使い方を数回レクチャーしたりしています。非常にシンプルな操作画面なので、2〜3か月で使い方をマスターされる方がほとんどです。フリーウェイは会計知識のない方でも使いやすい会計ソフトだと実感しています。

すでに別の会計ソフトを使っているお客様には、無理に切り替えていただくことはしていないのですが、試しにフリーウェイを使っていただいたことで、使い心地の良さから切り替えを希望された方もいらっしゃいました。

ー顧問先版をご利用される方からはどのようなお声が届いていますか？

「シンプルで使いやすいね」「便利だね」と言っていただくことがありました。価格もリーズナブルなので、導入することで喜んでいただけることが多いです。

フリーウェイは、トップメニューには余計なメニューがなく、シンプルです。マウスを使わずにキーボードで連続打ちができるため作業もスムーズに出来ますし、データはクラウド上にあるもののソフト自体はインストールされているため、動作も軽いです。お客様にとっても、使い勝手が良いのだと思います。

ーお客様に顧問先版を導入してもらうことで、事務所にとってはどのようなメリットがありますか？

いつでもどこでも最新のデータを確認できるため、お客様とのやりとりをタイムリーに進められることが大きなメリットです。入力作業を複数人で同時に進めることは出来ないのですが、同じ画面を見ることはできるため、数値を確認したりレクチャーする際にも役立ちます。

ー最後に、これから会計事務所を立ち上げる方や、会計ソフトの切り替えを検討している事務所の方に向けて、会計ソフトを選ぶ上でのアドバイスをお願いします。

お客様によって、利用している会計ソフトは異なると思います。どの会計ソフトを使っている方に対しても柔軟に対応できるようにするには、各会計ソフト間でのコンバートシステムがある会計ソフトを選ぶと良いのではないでしょうか。弊所ではフリーウェイの他社変換システムをオプションで導入し、大手4メーカーのデータ変換に対応できる体制を整えたことで、大幅な業務効率化にもつながりました。

フリーウェイを長年使っている身としては、使わない理由がないくらい、使い心地やコストに満足しています。同業者からおすすめの会計ソフトを聞かれた際にはフリーウェイを勧めていますし、実際に使っていただくとコストパフォーマンスの良さに驚く方も多いですよ。

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※税理士法人長尾会計様のホームページ

※ 取材日時 2023年12月