フリーウェイ経理Pro 導入事例 - 税理士法人ALMA
税理士法人ALMA様について
ーはじめに、御社の概要を教えてください。
税理士法人ALMAは、東京都新宿区にある税理士法人です。
独立開業する税理士の多くは個人事務所からスタートしますが、お客様とともに成長し存在し続ける立場を目指したかったため、法人でのスタートを選びました。2013年7月に設立し、現在は税理士が私を含む3名、スタッフ5名体制で日々の業務にあたっています。
税務相談や各種申告書の作成はもちろん、創業支援や相続対策などを担っています。事務所は都内にありますが、オンラインでの対応がベースです。そのため、南は沖縄から北は仙台まで、法人と個人あわせて約180社のお客様を担当しています。
―御社では、フリーウェイをどのように活用していますか?
お客様のご要望によって他ソフトを使うこともありますが、基本的にフリーウェイをメインの会計ソフトとして利用しています。最初は4IDの契約でしたが、今では9IDに増やして利用中です。
また、創業3カ月の頃、千葉にある税理士事務所を顧客ごと引き取ったことがあります。そちらの事務所では別の専用機メーカーのシステムを利用していたのですが、フリーウェイと使い勝手が似ていることもあり、当法人に移管するタイミングにてフリーウェイに切り替えていただきましたね。
フリーウェイを導入した理由
―フリーウェイを導入した経緯について教えてください。
会計ソフトを探すきっかけは、独立のタイミングです。法人を立ち上げた当初は資金に余裕がなかったこともあり、なるべくコストを抑えられる会計ソフトが良いなと思っていました。同時期に独立した税理士とともに、希望に叶う会計ソフトを検討していたところ、「フリーウェイなら安くてコストを抑えられる」と知り合いの税理士から伺ったのです。
実際に問い合わせをして担当者に話を聞くと、フリーウェイは給与計算などのシリーズソフトと連携して使えること、他社の税務ソフトデータを変換して読み込めることなどメリットが多いことがわかりました。当初聞いた通り価格も安かったため、「コストも申し分ないし、効率的に使えそう」と感じましたね。
ちなみに独立前の事務所では他社のソフトを使っていたため、使い慣れたソフトの導入も検討しました。しかし、慣れてしまえばどのソフトでも使いこなせると思い、コスト面で優れたフリーウェイの導入を決めました。
導入時は、これまでは他社の会計ソフトを使っていた方や、会計ソフトを初めて使う新米税理士など、正直フリーウェイに馴染みがないスタッフばかりでした。しかし今では、どのスタッフも違和感なく使いこなしていますよ。
場所を気にせず使えるため、テレワークへの対応も楽に
―フリーウェイが便利だと感じる点はどこですか?
入力作業がサクサク出来ることが便利ですね。キーボードだけで基本的な操作が可能なこともあり、ストレスなく作業できています。特に、領収書をまとめて入力する作業時は、早さを実感しやすいです。以前使っていた他社の会計ソフトよりも圧倒的ですね。さらに、お客様から領収書を預かる際、品目ごとにわけた状態で預かることで、作業効率をぐんと上げています。
また、クラウド型のソフトならではの良さも実感しています。ソフトをインストールしたパソコンさえあれば、場所を気にせずに使えるのが便利ですね。世界的なパンデミックの影響で、急遽テレワークをせざるを得なくなった時もありましたが、会社で使っているノートパソコンを持ち帰るだけで、自宅で仕事ができたので助かりました。
―他社の会計ソフトとの違いは感じていますか?
入力画面が違うことで、作業効率に差が出るなと感じています。
お客様によっては別の会計ソフトを導入されていることもあるため、フリーウェイ以外のソフトを扱うこともしばしばあります。他のスタッフが入力作業をしているのを見たことがありますが、仕訳の入力画面が日にちごとに区切られていたり、給与データを連動させると社員数分のデータが作られるため、画面を切り替えながらの確認が必要で使いにくそうな印象を持ちました。
誰が使ってもわかりやすいように、日にちや人ごとにページを分ける仕様になっているのだと思いますが、ページをめくる時間がかかることで、作業効率は落ちてしまう気がします。
その点フリーウェイは、他社と比べてシンプルな入力画面です。ページが複数に分割されることもないため、見やすいかつ使いやすいですね。
顧問先版の導入について
― 顧問先にはどのようなタイミングでフリーウェイをお勧めいただいていますか?
約180社のお客様のうち、30社ほどの企業様に顧問先版を導入いただいています。
お客様ご自身で記帳を行うのか、それとも入力からまるっと私どもにご依頼いただくのか、それによって異なりますが、後者のお客様には「顧問先版を導入いただければ、税理士が入力したデータをお客様自身が手元で確認できます」という話をしています。経理のことを私どもにお任せいただくのであれば、フリーウェイを使っていただいた方が、お互いに無駄なく、効率的ですからね。
また、「自身で入力をするつもりだが、どの会計ソフトを使えばよいか悩んでいる」といった方がいた時にも、フリーウェイの顧問先版をご提案しています。「使いにくい」「見にくい」といった声は一切なく、どのお客様も順応して使っていただけていると思います。
会計ソフトの導入を検討中の方へのメッセージ
ーこれから会計ソフトを導入しようと検討している会計事務所にむけて、お伝えしたいことはありますか?
どの会計ソフトを選んだとしても、一長一短があって、完璧なものはないと思います。何を第一に求めるかにもよりますが、コスト面が気になる方は、フリーウェイを検討してみてもよいでしょう。
もしコスト的に余裕があるならば、特徴の異なる2つの会計ソフトを導入し、お客様によって使い分けるのもありだと思います。例えば、複雑な入力が必要なケースは、ひょっとしたら別の会計ソフトの方が適しているかもしれません。一方、記帳代行など入力量が多い場合は、データの処理速度が圧倒的に早いフリーウェイが向いていると思いますね。