フリーウェイ経理Pro 導入事例　-　税理士法人アニモ

―フリーウェイを導入した経緯について教えてください。

2011年に個人事務所を設立し、そのタイミングでフリーウェイの前身である標準財務会計を導入しました。もともと共同事務所に属しており別の会計ソフトを利用していましたが、独立にあたってどの会計ソフトを利用するか、新たに選定する必要が生じたのです。

まずは気になった3社ほどに見積もりを取ったのですが、納得いくサービス内容ではない、と感じました。例えば、サーバーや端末がパッケージされていたり、保守契約が付帯していたり。よくわからないから全ておまかせしたい、という方にとっては便利かつ安心かもしれませんが、私は会計ソフト単体が利用できれば良かったので、手厚いサービスや機能は必要なかったのです。

また、価格設定が不明瞭なことにも疑問を抱きました。見積もりにて提示された定価に数百万の値引きが入っているのを見た時は、「いったい会計ソフトの本当の価格はいくらなのだろう」と思いましたね。

そこで、サービス、金額ともに納得のいく会計ソフトを見つけたいと思い、再度探していたところ、インターネット検索で見つけたのが、フリーウェイ（当時は標準財務）でした。

フリーウェイの良いところは、料金体系が非常にわかりやすい点です。フリーウェイは、ソフトを一度購入すれば5年ごとの再契約は不要で使い続けることができます。さらに、その度に新しいサーバーや端末の導入が必要ないことも大きかったですね。仕様も確認したところ問題なかったので、導入を決めました。気づけばもう10年以上フリーウェイを利用していますね。

―フリーウェイが便利だと感じる点はどこですか？

データの処理速度が速い点が便利だと感じています。

領収証の数字など、データ入力をメインに行うスタッフがいるのですが、入力速度がとても早いんです。他社の会計ソフトを利用することもあるのですが、入力速度にソフトがついてこなくて、画面がカクついてしまう時もあるんですよ。

その点フリーウェイは、どんなに早く入力しても、しっかり追いついてきてくれると感じています。作業効率も損なわれませんし、何よりストレスなく作業できるので、スタッフからの評判も良いです。

ー価格や機能以外で、導入後に良かったと感じた点はありますか？

会計ソフトの営業担当さんとの距離感がちょうど良いと感じます。日々業務で忙しくしているので、事前の約束なしで事務所に来ていただいても対応が難しいのです。フリーウェイは連絡なしの訪問や余計な営業が一切ないので、負担を感じることがありません。

かと言って、導入して終わり、というわけでもありません。操作の確認など、都度真摯に対応してくれています。適度な距離感でのサポートは、信頼できますね。

また、最初にソフトを導入した後、安価でIDを追加できます。さらに、繁忙期に合わせて月単位でIDの追加契約や解約ができることにも満足しています。導入当初は4IDの契約でしたが、スタッフ増加に伴い、現在は10IDを利用しています。

ー給与ソフトも導入いただきましたが、そちらの使用感はいかがですか？

最近、給与計算のソフトをフリーウェイに切り替えました。以前のソフトの契約が切れるタイミングだったのですが、既に会計ソフトを利用していることもあり、特に他社ソフトとの比較はせずフリーウェイに決めました。

私は普段あまり利用していませんが、給与関係を担当しているスタッフからは「給与の振り込みが楽になった」「メールで明細が出せるのが便利」と聞いています。経理ソフトと給与ソフトを連携して使えるのが嬉しいですね。

― 顧問先にはどのようなタイミングでフリーウェイをお勧めいただいていますか？

会計ソフトをあまり活用できていないお客様や、休眠中の会社を持っている方に「フリーウェイに変えませんか？」とご提案することがあります。使わない会計ソフトに毎月高い金額を払い続けるのはもったいないですからね。

フリーウェイの顧問先版は良心的な価格なので、お客様にもおすすめしやすいです。お客様自身で他社の会計ソフトを導入するよりもコストを抑えられますし、毎月の顧問料と一緒に請求できるので、スムーズに導入いただけることが多いです。

―フリーウェイを導入されたお客様の反応はいかがですか？

フリーウェイを導入し半年ほど経ったお客様から、「使いやすい」「税理士との連携が楽になり便利」といった声をいただきました。私のほうでも、お客様が困った時にはサポートさせていただいているので、安心して利用いただけていると感じています。

― 会計の知識があまりない方でもフリーウェイの顧問先版は使いやすいと思われますか？

お客様の中には「フリーウェイはプロ向けの会計ソフトだから、使いこなせる自信がない」と思われる方もいます。しかし、会計の知識がない方こそ、今自分が何を入力していて、結果的にどうなるのか、一連の流れがわかりやすいソフトを選んだ方が良いと思っています。

順に沿って数字を入力していけば決算までたどり着ける会計ソフトもありますが、お金の流れがどうなっているのか、理解できないこともあるでしょう。実際に、税理士がデータを確認してみたら入力が間違っていた、というケースもよくあります。

その点、フリーウェイは出納帳入力を使えば、お小遣い帳感覚で簡単に入力できます。会計の知識がない方にとってもわかりやすく、お金の流れを掴みやすいのではないでしょうか。

ーこれから会計ソフトを導入しようと検討している会計事務所にむけて、お伝えしたいことはありますか？

今の時代はチャットツールやデータの保存など、何かとITコストがかかります。お客様にベストなものを提案すべき立場として、コストパフォーマンスの良い製品を選ぶIT知識が必要だと感じています。

また、会計ソフトによっては、導入費用自体はそこまで高くないものの、必要なオプションを付けていくうちに高額になってしまった、というケースも耳にします。その点フリーウェイは、会計で必要な機能は初めから標準装備されていますし、オプション料金なしで必要な帳票を出力できます。費用対効果が抜群に高いので、安心して導入でき、顧問先にもおすすめしやすいですよ。

会計ソフトを選ぶ際には、表面上の金額だけで判断するのではなく、ご自身の業務と照らし合わせてどのようなオプションが必要なのか、オプションを追加した場合、最終的な金額がいくらになるのかまでしっかり確認すると良いのではないでしょうか。