フリーウェイ経理Pro 導入事例 - 株式会社プロジェクト21/鎌田会計事務所
株式会社プロジェクト21/鎌田会計事務所の鎌田進さまに、フリーウェイ経理Pro(以下、フリーウェイ)を導入した経緯と、その公開について詳しく聞きました。
株式会社プロジェクト21/鎌田会計事務所について
― はじめに、御社の概要について教えてください。
鎌田:当事務所は六本木通りに面したところにあります。小さな事象にもきちんと向き合い、誠意ある対応をモットーとして20年以上経ちます。顧問先の経理業務の一助としてがんばっています。
フリーウェイをメインの会計ソフトとして活用
―御社では、フリーウェイをどのように活用していますか?
鎌田:当事務所では、フリーウェイをメインソフトとして使用していますが他社ソフトも併用しています。
―フリーウェイを利用している期間はどのくらいですか?
鎌田:2011年からなので、もう10年ほど利用しています。
フリーウェイを導入した理由
―フリーウェイを導入した経緯について教えてください。
鎌田:当事務所は2011年よりフリーウェイを利用していますが、その時期は事務所の引っ越しに当てた時期でもありました。
もともと、引っ越し前に使っていた会計ソフトの金額が高いことが気になっていて、引っ越しを機に会計ソフトを新しいものに変えようと考えていました。そこで、さまざまな会計ソフトを検討した結果、使いやすさや金額面での優位性にすぐれていたのでフリーウェイを導入することを決めました。
現在の事務所に引っ越した後は、移行期間として以前まで使っていた会計ソフトとフリーウェイをしばらく併用していました。
―フリーウェイ導入の決め手は何でしたか?
鎌田:まずは料金ですね。正直、最初に提示された金額を見たときは、「こんなに安くて会社やっていけるの?」と担当者の方に聞いたくらいです(笑)。
以前から利用していた会計ソフトよりも大きくコストダウンできたので、その点は決め手の一つといえると思います。
また、新しく導入する会計ソフトの選定は私と当時在籍していたシステム担当のスタッフで検討していたのですが、実はそのスタッフのお父様がフリーウェイを利用していて、その縁もあって、フリーウェイの導入を決めました。
―他社の会計ソフトと比べて、フリーウェイが便利だと感じる点はどこですか?
鎌田:動作が早いので、仕訳入力などをする際はとても便利です。
操作の仕方がシンプルでわかりやすいのも良いですね。
―フリーウェイを導入された際、データの移行はスムーズにできましたか?
鎌田:フリーウェイを導入する前は2つの会計ソフトを使っていたのですが、事務所内での管理方法を検討した結果、そのうちの1つのデータをフリーウェイに移行することにしました。その移行に関してはスムーズにできたと思います。
―顧問先が利用しているフリーウェイ以外の会計ソフトのデータはどのように変換していますか?
鎌田:現在、フリーウェイの他社会計データ変換システムを利用しています。
顧問先が使っている会計ソフトと同じものを購入してデータのやり取りをする、という方法をとっている会計事務所もいますが、当事務所ではフリーウェイの会計データ変換システムを使うことで会計ソフトを追加で購入するコスト、維持コストが発生せずに済んでいます。
―フリーウェイを導入されてから、お客様の反応はいかがですか?
鎌田:特に不満は出ていませんね。私たちも顧問先の方々も同じ会計ソフトを使っているので、分からないところがあったらすぐに教えることができますから、データ入力のサポートがしやすくなった、とも言えます。
今後の展開
―御社の今後の展開について教えてください。
鎌田:実は「もっと顧問先を増やしていきたい」とはあまり考えていないんです。
現在お付き合いさせていただいている顧問先の方々を大切にしていきたい、という気持ちですね。
最近は、AIの進歩によって会計士や税理士の仕事がなくなる、と言われています。
AIには代えられない何かを見つけることは難しいですが、私はお客様の課題を解決していくコンサルティングの業務はなくならないのではと考えています。
ですので、これからも今お付き合いさせていただいているお客様が抱えている悩みに寄り添って解決していきたいと思っています。
フリーウェイへの期待
―フリーウェイに対する、今後の期待をお聞かせください。
鎌田:例えば、フリーウェイは銀行口座やクレジットカード情報を読み取り仕訳変換できる機能があります。これからインターネットがどんどん発達していくにつれてもっと必要な機能が出てくるのではないかと思います。そういった点を意識してユーザーにとって魅力的なサービスを提供し続けてほしいな、と思います。
会計ソフトの導入を検討中の方へのメッセージ
―これから会計ソフトを導入しようと検討している会計事務所にむけて、お伝えしたいことはありますか?
鎌田:私が会計事務所を始めたころは、専用機の会計ソフトしかありませんでした。
当時は今と比べてコストもかかりましたし、専用機だから持ち出して顧問先で使う、といったこともできませんでした。
以前、とある会社の顧問先になった時の話なのですが、その経営者が会計処理に必要な資料とは何なのかがわからなかったので、私が会社に行って必要な資料を見つけて、事務所に持ち帰って会計ソフトに入力する、という対応をしていました。その時に「その場でできたらいいのにな」と思ったことを覚えています。
ですから、今はクラウドでどこでも仕事ができるようになったのはすごい世の中になったな、と思っていますよ。これから会計ソフトを導入しようと検討している方は、コストの面はもちろんのことですが、会計システムをどのように活用したいか、を考えて決めていったらいいのではないかと思います。