フリーウェイ経理Pro 導入事例 - 日新税理士法人
日新税理士法人の古知 新さまに、フリーウェイ経理Pro(以下:フリーウェイ)を導入した経緯と、その効果についてお話を伺いました。
日新税理士法人について
日新税理士法人の概要について教えてください。
古知:当事務所は2015年の12月に税理士法人化した会計事務所です。もともとは父が25年ほど個人の税理士事務所を経営していたのですが、私が一緒に仕事をするようになったタイミングで税理士法人にした、という経緯があります。今年で5年目を迎えました。
顧問先は法人で100社ほどおりまして、主に地元である柏市を中心に、松戸市や流山市といった近隣地域の企業様が多いですね。
メインの会計ソフトとしてフリーウェイを利用
―御社では、フリーウェイをどのように活用していますか?
古知:当事務所では、フリーウェイをメインの会計ソフトとして利用しています。一部、お客様が希望する他社の会計ソフトで対応していますが、会計ソフトにこだわりがない方や新規のお客様に関してはフリーウェイの導入を勧めています。
―フリーウェイを利用している期間はどのくらいですか?
古知:2018年の5月ころから導入したので、もう2年半くらい経ちますね。
フリーウェイを導入した理由
―フリーウェイを導入した経緯について教えてください。
古知:フリーウェイを導入した時期というのが、ちょうど以前利用していた会計ソフトの更新時期でもありました。以前利用していた会計ソフトは5年という期間を定めたリース契約だったのですが、料金が年々値上がりしていたことが気がかりでした。
また、会計ソフトを共用で利用するのではなく、スタッフ一人ひとりがすぐに利用できる環境を整えて業務効率を上げたいと考えていました。事務所の規模も以前より大きくなり、台数も増やさないといけない状況でしたので、コストダウンを意識するようになったのが会計ソフトを検討するきっかけです。
その後、さまざまな会計ソフトを検討していった結果、フリーウェイを紹介していただきました。
ーフリーウェイ導入の決め手は何でしたか?
古知:コストダウンに加えて、以前利用していた会計ソフトのデータをフリーウェイに移行できる、という点も決め手になりました。会計ソフトを新しくするとデータの移行をどうしようかという不安があったので、それが解消されたことが良かったですね。
また、税務のソフトはNTTデータ社の達人シリーズにしようと決めていたので、それとうまく連携できるという点も魅力でした。
フリーウェイが優れている点
他社の会計ソフトと比べて、フリーウェイが便利だと感じる点はどこですか?
古知:データがクラウド上にあるので、どこからでもアクセスできるのが便利ですね。フリーウェイを導入してもらったお客様に関しては入力状況をリアルタイムでチェックできるので、業務がスムーズに進めやすくなったと思います。
―フリーウェイを導入された際、データの移行はスムーズにできましたか?
古知:やり方を覚えるという点で最初は少し苦労しましたが、一回やり方を覚えてしまえばあとはスムーズに移行できました。データの内容も正確に移行されていたので、フリーウェイは信頼のおける会計ソフトだと思います。
ーフリーウェイを利用する前と後で、業務の仕方が変わった点はありますか?
古知:先ほども少しお話しましたが、スタッフ一人ひとりがフリーウェイを利用できる環境にしたので、それぞれが都合のいいタイミングで入力業務ができるようになったのが、大きく変わった点ですね。
スタッフ一人ひとりが会計ソフトを利用できる環境を整えることによって、スタッフが作業する機会と作業できる範囲が広がります。そのため、スキルアップにもつながっているなと感じます。
―お客様にもフリーウェイの導入を勧めているとおっしゃっていましたが、実際にフリーウェイを導入されたお客様の反応はいかがですか?
古知:お客様からは、データのやり取りが楽になったという声をいただいています。以前の会計ソフトでは会計のデータをメールに添付してもらう必要がありましたが、フリーウェイはクラウド上で会計データを管理しています。メールでのやり取りが不要になったので、お客様が連絡する手間が減ったことが大きいと思います。
今後の展開について
ー御社の今後の展開について教えてください。
古知:今は業務の効率化と働いてくれているスタッフたちのスキルアップが重要だと考えています。誰でも基本的な業務ができるようにマニュアル化し、担当者が変わったとしても問題なく対応できる仕組みを整えることで、業務の効率化とスタッフたちのスキルアップを実現したいと思います。
業務の効率化ができると、今の規模でも新しいお客様に対応できます。人員を増やそうと思っても、急には増やせませんからね。
弊社への期待
ーフリーウェイに対する、今後の期待をお聞かせください。
古知:試算表の出力のしかたのバリエーションが増えるといいなと思います。たとえば、単月の前期比較試算表を出力できるとお客様への説明資料として有用です。
会計ソフトの導入を検討中の税理士の方へ
ーこれから会計ソフトを導入しようと検討している会計事務所にむけて、お伝えしたいことはありますか?
古知:よく検討して会計ソフトを選んでほしいと思います。どういった働き方にするのか、スタッフを増やして事務所を大きくしていきたいのか、更新時期の価格はどのくらいなのかなど、まずは導入する前にあらゆることを考えたほうがいいですね。
また、私は途中で会計ソフトを変更しましたが、その際にスタッフに理解してもらうことが重要だと感じました。コストダウンを実現したとしても、実際に利用するスタッフが使いづらかったら意味がありません。こういった点を踏まえて、「こういう風にシステムを変えていきたい」という計画を立てることが必要だと思います。