お客様の声

フリーウェイ経理Pro 導入事例 - NTAX Group

NTAX Groupの保坂 弘達さまに、フリーウェイ経理Pro(以下、フリーウェイ)を導入した経緯と、その効果について詳しく聞きました。

main

NTAX Groupについて

NTAX Groupの概要について教えてください。

保坂:NTAX Groupは、2017年に発足した専門サービス業のプロフェッショナル集団です。 元々、私の恩師が運営されていた税理士事務所と、私が最初に勤めていた会計士事務所が合流したことが始まりです。

様々なご縁があって最終的に先代税理士が私を後継者に指名してくださいました。 2015年に事業を承継したのですが、これからどのように運営していくのが理想的なのだろうか、と模索していました。その結果、独立した個人事業主たちがグループとして協力し合えるような仕組みを作りたいと考え、NTAX Groupを発足しました。


メインの会計ソフトとしてフリーウェイを利用

ー御社では、フリーウェイをどのように活用していますか?

保坂:弊所ではフリーウェイを含めて2つの会計ソフトを使用していますが、把握しているだけでも法人で200社ほど、個人事業主で150名ほどフリーウェイを活用しています。顧問先の約9割ほどがフリーウェイですね。

―フリーウェイを利用している期間はどのくらいですか?

保坂:2003年から利用しているので、もう17年ほどです。フリーウェイの前身ソフトである「標準財務会計」のころから利用しています。

sub1

フリーウェイを導入した理由

ーフリーウェイを導入した経緯について教えてください。

保坂:当時、先代が利用していた会計ソフトを更新するかどうかの検討を任されていたのですが、見積もりを取ってもらったところ、高級車が買えてしまうくらいの金額が出てしまったのです。

これからどうしようかと検討した結果、会計専用機から普通のパソコンでも利用できる会計ソフトへ切り替えようという結論に至りまして、フリーウェイ経理とNTTデータ達人シリーズを組み合わせて利用することに決めました。

ーフリーウェイ導入の決め手と使用感をおしえてください。

保坂:導入を決めた時期というのが、会計の専用機を使う時代から、パソコンで会計ソフトを使う時代への移行期でもありました。フリーウェイはパソコンで使うことができる会計ソフトの先駆け的存在だったので、導入してみたいと思ったのです。

使用感は、軽快に動作してくれる点が魅力的です。クラウドだと繁忙期などに処理速度が遅くなってしまいがちですが、フリーウェイは繁忙期でも処理速度を落とさずにサクサク動作してくれます。個人的にはこの点が一番うれしいですね。

sub2

フリーウェイが優れている点

ー他社製品と比べて、フリーウェイが便利だと感じる点はどこですか?

保坂:さきほどお話しした使用感もそうですが、もう一つ、前年のデータを別ウィンドウですぐに参照できる点が非常に役立っています。

当事務所はパソコンでの業務にマルチディスプレイを導入しているのですが、今期の処理をする際に隣の画面で前期のデータを表示しておくと、それを参照しながら今期の処理を進めることができます。業務をスムーズに進めるうえで、この仕様は本当に助かります。

また、お客様が入力したデータがすぐに弊所のデータと同期されるのが便利ですね。私たちもすぐに確認することができますし、お客様がソフトを使用したかどうかの履歴も出るので、お客様の進捗状況をリアルタイムで把握することができます。

―お客様のなかには、フリーウェイを利用したことがない方もいらっしゃると思います。そのような方々の会計データはどのように管理されていますか?

保坂:おっしゃるとおり、お客様の中にはフリーウェイを利用したことがない方もいらっしゃいます。その際に、過去のデータとこれからのデータをどのように管理するか、お客様にどの会計ソフトを利用してもらうか、という問題が出てきます。

これらの問題をすべて解決してくれたのが、フリーウェイの会計データ変換システムでした。

お客様が使用していた会計ソフトのデータをお預かりして、変換処理を行うことで過去のデータもフリーウェイで管理することができますし、スムーズにやり取りすることができるので、非常に役立っています。

―フリーウェイを導入されてから、お客様の反応はいかがですか?

保坂:お客様からも「動作が軽快でいいね!」と好評の声を頂いています。この点は私たちもお客様も同じ認識なので、非常にいいなと思います。

ちなみに、お客様が新しいパソコンに買い替えた際も、フリーウェイの初回導入と同じご案内をすればすぐにクラウドと同期されるので、入力を再開してもらえます。データはクラウド上でバックアップされているので、お客様側で複雑な処理をしなくて済みます。この点もお客様から好評いただいてますね。

sub4

今後の展開について

ー御社の今後の展開について教えてください。

保坂:優秀な税理士を増やしていって、グループとしての強みを生かしながらお客様に対して高度なサービスを提供できるようにしていきたい、というのが今後の目標です。

そのためには、今在籍しているスタッフが税理士になってくれることが一番だと思っています。スタッフたちが勉強できる時間を作れるように、所定労働時間を短縮するなどした結果、専門学校や大学院に通える時間を作れるくらいの労働環境を提供できるようになりました。

弊社への期待

ーフリーウェイに対する、今後の期待をお聞かせください。

保坂:「もっとこうしたほうがいいのではないか?」という機能改善の要望をいつも真摯に聞いてもらえる関係になっているので、このような距離感でいてくれるのは本当にありがたいです。これからも、同じような距離感でいてほしいと思っています。

会計ソフトの導入を検討中の税理士の方へ

ーこれから会計ソフトを導入しようと検討している会計事務所にむけて、お伝えしたいことはありますか?

保坂:私は、会計ソフトの存在は空気みたいなものだと思っています。もちろん、ある程度使ってみないとわからない点はあると思いますが、会計ソフトは本当に身近な存在になるので、導入する際はそれぞれの特色をしっかり調べて、フィットする会計ソフトはどんなものなのか検討していってほしいと思います。

保坂様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※ NTAX Groupのホームページ

※ 取材日時 2020年10月